原口クリニックは山梨県甲斐市の 内科 糖尿病 透析 腎臓内科 甲状腺 巻き爪 の専門病院です。

原口内科・腎クリニック

  医師・スタッフ 紹介

       
医師紹介/ ▼院  長  原口 和貴 スタッフ紹介/ ▶看護科
  ▼常勤医師  本杉  愛   ▶栄養科
  ▼常勤医師 渡邉 佳代    
       

 

  院長ごあいさつ

 原口内科・腎クリニックは、メタボリック症候群、糖尿病、慢性腎臓病、腎不全、透析そして甲状腺疾患の患者さんの健康の増進と疾患の治療を目的としたクリニックです。
現在、日本糖尿病の患者さんは740万人、また、リスクの高い慢性腎臓病の患者さんは420万人いると言われています。半数は、自分が糖尿病や腎臓病である事を自覚していません。自覚している方の半分が医療機関に通っていますが、適切な治療を受けているのは更にその半分に過ぎません。
 糖尿病、腎臓病共に初期には自覚症状がないため多くの方が軽い異常を放置して悪化させてしまいます。糖尿病や腎臓病には、初期から専門医、看護師、栄養士のチーム医療の関与が必要です。しかし、学会認定の専門医の数は極めて少数です。(患者数÷専門医は糖尿で2240人、腎臓病で1788人、透析で64人です)多くの患者さんは専門医の診察を受けていません。糖尿病から腎機能が悪化した患者さんは、一般内科医→腎臓内科医→透析医と失意の中で主治医を変えざるを得ません。私は腎障害が進行しても、一人一人の患者さんと向き合い最後まで治療を継続したいと思っています。私の理念に賛同するスタッフも集まってくれました。2011年4月から強力な新戦力も加わり、スタッフも更に充実してきました。これからも、社会や地域に必要とされ愛されるクリニックを作っていきたいと思います。原口内科・腎クリニックの精神的な理念は、愛、喜び、平和、寛容、慈悲、善意、忠実、柔和、自制です。キリスト教の言葉ですが、いずれも医療関係者に等しく必要とされるところです。ただ、医療関係者はこれらの言葉を技術と知識と努力で患者さんに治療という具体的なかたちであらわさなければなりません。

 

 原口内科・腎クリニック  院 長 / 原口 和貴
 
 
当クリニックに治療理念は 次の言葉に集約されます。

治療の主役は患者の皆さんです。 私達に皆さんのサポートをさせて下さい。
私達を皆さんの治療のパートナーに選んで下さい。
私達は患者さんの痛みを少しでも担っていける様な
医療従事者でありたいと思っています。

 

  10周年のごあいさつ

 原口内科・腎クリニックも2017年7月17日で無事に10周年を迎えることができました。10年の月日の中でわずかではありますが、医療面での貢献が出来たのではないかと考えています。これも地域の医療機関の一員として認めてくださった患者様、多くの患者様をご紹介いただいた医師会、検診施設の先生方、そしてクリニックを支えてくれたスタッフのおかげだと感謝しています。

 10年前と比較すると日本で糖尿病が強く疑われる患者数は1000万人に増加しましたが、受診率は男女とも75%前後に上昇しています。しかし、残念ながら個々の患者さんを取り囲む状況は驚くほど変わっていません。すなわち多くの糖尿病患者さんは糖尿病あるいは腎専門医の診察を受けずに、腎機能が悪化して失意の中で透析を迎えています。もちろん医療サイドも手をこまねいていたわけではありません。糖尿病においては近年、次々と新規薬剤と検査方法が登場し治療手段は革新的なまでに進歩しました。また慢性腎臓病においても、山梨県の強力なサポートのもとで2015年からかかりつけ医と腎臓専門医を有機的につなぐ慢性腎臓病(CKD)医療連携が始まり当クリニックも積極的に参加しております。

 しかし一方でシフト労働による職場環境の悪化、非正規雇用の増加と相対貧困者層の増加、食生活の貧困化と若者の肥満、後を立たない治療中断者と未受診者、認知症による治療コンプライアンスの低下などのお互いに深く関連した様々な社会的因子が質の高い治療を妨げています。

 原口内科・腎クリニックはそのような困難な状況の中で、小さなクリニックではありますが、大きな理想を掲げて責任のある医療機関として存在したいと考えています。揺るぎない理念のもと弛まぬ努力を続けていく決意です。
(当院の理念につきましては「開院時のご挨拶」をご覧ください。)

 

  院長/ 原口 和貴

●略歴
1974年 私立ラサール高校卒業
1980年 信州大学医学部医学科卒業 
1980年 医師免許証取得(第253182号)厚生省
1983年 信州大学医学部大学院医学研究科中退
     →山梨医科大学第3内科 女屋敏正教授の下、研究と診療に従事
1986年 テキサスの米国ベイラー医科大学、糖尿病研究所でJ. B. FIELD教授の下、研究に従事
1986年 ノースキャロライナの米国衛生研究所(NIH)にて故M. Rodbell博士の下、研究に従事
1990年 帰国
1990年 山梨医科大学第3内科助手
1997年 山梨医科大学第3内科講師 
2002年 山梨大学第三内科講師として小林哲郎教授の下、研究と診療に従事
2007年 原口内科・腎クリニック 開院
2012年 10月1日 医療法人社団 和水会 原口内科・腎クリニック 設立 理事長就任

●学位
1991年6月5日 山梨医科大学医学博士(山梨医科大学 第20号)

●非常勤講師
福島県立医科大学医学部非常勤講師

●所属学会
アメリカ腎臓学会会員、ヨーロッパ透析学会会員、アメリカ糖尿病学会会員、日本内分泌学会評議員、日本甲状腺学会会員、日本透析学会会員、日本糖尿病学会会員、日本腎臓病学会会員、日本甲状腺学会評議員
●専門医
日本腎臓学会認定腎臓指導医、専門医
日本甲状腺学会認定甲状腺専門医
日本内分泌学会認定内分泌代謝指導医・専門医
日本内科学会認定内科専門医
日本透析学会認定透析専門医、指導医
日本糖尿病学会認定糖尿病専門医
日本糖尿病協会療養指導医

●その他
山梨慢性腎臓病対策協議会 代表
公益財団法人 山梨県臓器移植推進財団 評議員


  常勤医師/ 本杉 愛

●略 歴
2002年 山梨医科大学医学部医学科卒業
2002年 医師国家試験合格 山梨大学医学部付属病院第三内科勤務
2003年 山梨県立中央病院勤務
2004年 山梨大学医学部付属病院第三内科勤務
2007年 原口内科・腎クリニック非常勤
2009年 原口内科・腎クリニック常勤

●所属学会
日本内科学会、日本透析学会、日本糖尿病学会、日本腎臓学会

  常勤医師/ 渡邉 佳代

●略 歴
1999年 北里大学医学部卒業
1999年 医師国家試験合格 北里大学病院内科勤務
2001年 竹田綜合病院循環器内科勤務
2005年 北里大学医学部大学院卒業 医学博士号取得
2005年 北里大学病院循環器内科勤務
2013年 原口内科・腎クリニック非常勤
2019年 原口内科・腎クリニック 常勤

●所属学会
日本内科学会、日本循環器学会


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